東京都現代美術館(MOT / Museum of Contemporary Art Tokyo) DESIGN.md
Japan
東京都現代美術館(https://www.mot-art-museum.jp/)のデザイン仕様書。 1995 年開館、東京・清澄白河。国内最大級の現代美術コレクションを持つ公立美術館で、2019 年のリニューアル以降、サインからウェブまで一貫した「MOT」のビジュアルアイデンティティを運用している。 最大の特徴は、和文に Morisawa の「田中ゴシック(Tazugane Gothic StdN)Bold」、欧文に Graphik …
At a glance
- Group
- Japan
- Main color
- #356eb0Blue design systems
- Fonts
- Graphik WebTazugane Bold
Colors in this file
- #000000
line-height: 1.15 がサイト全体に効く
- #ffffff
line-height: 1.15 がサイト全体に効く
- #356eb0
line-height: 1.15 がサイト全体に効く
- #f9ede0
line-height: 1.15 がサイト全体に効く
- #dddddd
Gray 300
- #eeeff0
Gray 200
- #f1f1f1
Gray 100
- #fcf6ef
Cream Light
- #cccccc
Gray 400
- #007aff
Unnamed
東京都現代美術館( 1995 年開館、東京・清澄白河。国内最大級の現代美術コレクションを持つ公立美術館で、2019 年のリニューアル以降、サインからウェブまで一貫した「MOT」のビジュアルアイデンティティを運用している。 最大の特徴は、和文に Morisawa の「田中ゴシック(Tazugane Gothic StdN)Bold」、欧文に Graphik を組み、
YakuHanJP(約物半角)とfont-feature-settings: "lnum","palt"を重ねること。さらにline-height: 1.15がサイト全体に効くという、日本語サイトとしてはきわめて締まった行送りを採る。地は白#ffffff、文字は純黒#000000、リンクは#356eb0、告知帯はクリーム#f9ede0。展覧会ラベルは黒ベタ・角丸 0 のチップ。 実サイトの computed style 実測(2026-07-28 取得。トップ+展覧会一覧)に基づく。
1. Visual Theme & Atmosphere
- デザイン方針: 作品と展覧会ビジュアルが主役、UI は無彩色の額縁。面色・角丸・影をほとんど使わず、黒・白・薄グレーだけでレイヤーを作り、色は展覧会のキービジュアル側に預ける
- MOT について: 公立美術館としての情報提供責務(開館状況・観覧料・アクセシビリティ)と、現代美術館としての実験性を両立させる必要がある。結果として 「上部に常設の開館ステータス帯」+「全画面の展覧会ギャラリー」 という構成になっている
- 密度: 中〜高密度。トップは開館情報 → 展覧会スライダー → お知らせ → イベント → 施設案内と積層する。1 画面あたりの情報量は多いが、行送りが締まっているため詰まって見えない
- キーワード: 白地、純黒、Graphik + 田中ゴシック Bold、lh 1.15、
lnum+palt、ブルー #356eb0、クリーム #f9ede0、角丸 0 の黒チップ - 特徴:
- 和文は Tazugane Gothic StdN Bold(
TazuganeGothicStdN-Bold)一本。ヘッダー・ナビ・見出し・ラベルはすべてこれ。本文(記事本体・日付・ラベル)だけはフォント指定から Tazugane が外れ、YuGothic/Noto Sans JP/Hiragino Sansの OS フォントに落ちる YakuHanJPとYakuHanJPsを使い分ける。Tazugane を伴う見出し・ナビ系はYakuHanJP(約物すべて半角化)、本文系はYakuHanJPs(「」()など括弧類のみ半角化)。日本語組版の「どこまで詰めるか」を領域ごとに切っているfont-feature-settings: "lnum","palt"も見出し・ナビ限定。本文はnormal。lnum(ライニング数字)は「2026年5月16日(土)」のような和欧混植の日付を高さの揃った数字で組むための指定line-height: 1.15がグローバル。16px → 18.4px、48px → 55.2px、14px → 16.1px と、実測値がすべて ×1.15 で揃う。短いラベル・見出しが大半のサイト構造だから成立する設定であり、長文の読み物には向かない(後述の Don't 参照)letter-spacingはサイト全体でnormal。字間を触らず、paltとYakuHanJPの約物処理だけで詰めをつくる- 色は 黒・白・グレー 3 段(
#dddddd/#eeeff0/#f1f1f1) が骨格。差し色はリンクブルー#356eb0と、お知らせ/過去展覧会のクリーム#f9ede0/#fcf6efのみ - ラベルは 黒ベタ・角丸 0(
開催中/開催予定/コレクション展示)と 白地+黒 1px アウトライン・角丸 5px(ギャラリートーク等のイベント種別)の 2 系統
- 和文は Tazugane Gothic StdN Bold(
2. Color Palette & Roles
実測値。地は白
#ffffff、文字は純黒#000000。ブランドカラーと呼べる色はリンクブルー#356eb0のみで、残りはグレースケールとクリームの面色。展覧会ごとのキービジュアルが色を持ち込むため、UI 側は意図的に彩度を抑えている。
Brand(ブランド)
- MOT Blue (
#356eb0, rgb 53,110,176): リンク・サブ見出し(h220px)・スキップリンクの文字色。サイトで唯一の恒常的な有彩色。落ち着いた中明度のブルーで、作品画像の彩度と競合しない - Ink (
#000000): 見出し・本文・ラベル面の基本色。MOT は文字にもラベル面にも純黒を使う(ロゴタイプ「MOT」の黒と揃える)
Surface(面)
- Background (
#ffffff): ページ地色。ヘッダーもナビも白 - Cream (
#f9ede0, rgb 249,237,224): 「MOT からのお知らせ」帯の面色。トップの上部 viewport で最大面積を占める色(疑似要素::beforeで塗られている)。白地の中で唯一の暖色面 - Cream Light (
#fcf6ef, rgb 252,246,239): 「これまでの展覧会をみる」ブロックの面色。Cream をさらに薄めた段 - Gray 100 (
#f1f1f1, rgb 241,241,241): 開館ステータスバー(「本日は開館日です」)の面 - Gray 200 (
#eeeff0, rgb 238,239,240): コレクション展示ブロック・「ページ上部へ戻る」の面 - Gray 300 (
#dddddd, rgb 221,221,221): ページ見出し帯(「展覧会 / 開催中・これからの展覧会」)の面 - Gray 400 (
#cccccc, rgb 204,204,204): セクション区切り・非活性面 - Overlay (
rgba(0,0,0,0.75)): ナビゲーションモーダルの背景。黒 75% で背後のページを残す
Neutral(文字・罫)
- Text Primary (
#000000): 本文・見出し - Text on Dark (
#ffffff): 黒チップ・黒ボタン・開館ステータス帯(黒地時)の文字 - Border (
#dddddd/#cccccc): 区切り線・アウトラインチップの罫(アウトラインチップの罫は#0000001px)
Semantic(意味的な色)
- MOT は意味色をほとんど持たない。状態は色ではなくラベルの文言(
開催中/開催予定/募集/お知らせ)で表現する - Info/Link:
#356eb0を流用 - Danger/Error: フォーム用途で必要な場合のみ暖色の赤(
#c0392b目安)。UI 全体の無彩色を壊さないよう、面ではなく文字と 1px 罫に留める
注:
--swiper-theme-color: #007affという CSS 変数が出るが、これはスライダーライブラリ Swiper の既定値であり MOT のブランドカラーではない。実装時に流用しないこと。
3. Typography Rules
和文 Tazugane Gothic StdN Bold + 欧文 Graphik。見出し・ナビ系は
YakuHanJP+"lnum","palt"、本文系はYakuHanJPs+normalと領域で組版設定を切り替える。line-height: 1.15がグローバル、letter-spacingは全域normal。
3.1 和文フォント
- ゴシック体(見出し・ナビ・UI): Tazugane Gothic StdN Bold(
TazuganeGothicStdN-Bold)。Morisawa のヒューマニストサンセリフ系ゴシックで、欧文 Neue Frutiger と調和するよう設計されている。MOT では Bold ウェイトのみを使い、CSS 側のfont-weightは 600(一部 700)を当てる - 本文の和文: Tazugane を指定しない。
my-yu-gothic→YuGothic(游ゴシック)→Noto Sans JP→Hiragino Sans→ヒラギノ角ゴ ProN W3→Hiragino Kaku Gothic ProN→メイリオの OS フォントチェーンに落とす - 約物:
YakuHanJP(見出し・ナビ用。約物をすべて半角化)とYakuHanJPs(本文用。「」()など括弧類のみ半角化)を用途で使い分ける - 明朝体は UI に使わない
3.2 欧文フォント
- サンセリフ: Graphik Web(Commercial Type)を先頭に置く。以降
Univers→Helvetica Neue→Helvetica→Roboto→Noto Sans→Segoe UI→Droid Sans→Verdanaの順にフォールバック - 欧文が和文より先。館名の英語表記「MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO」や作家名のアルファベット、年号を Graphik の字面で見せるための順序
- preview.html での注記:
Graphik Webは Commercial Type の商用ライセンス、TazuganeGothicStdN-Boldは Morisawa Fonts のライセンスフォントで、いずれもローカルの preview.html では表示できない。プレビューでは欧文に Inter、和文見出しに Zen Kaku Gothic New (700)、和文本文に Noto Sans JP を代替として用いる。Zen Kaku Gothic New は Tazugane 同様のヒューマニスト系ゴシックで、ふところの広さと字面の性格が近い。実装時は必ず Graphik と Tazugane Gothic StdN を読み込むこと
3.3 font-family 指定
css/* 見出し・ナビ・ラベル(Tazugane あり) */
font-family: "Graphik Web", Univers, "Helvetica Neue", Helvetica, Roboto,
"Noto Sans", "Segoe UI", "Droid Sans", Verdana,
YakuHanJP, TazuganeGothicStdN-Bold,
my-yu-gothic, YuGothic, "Noto Sans JP", "Hiragino Sans",
"ヒラギノ角ゴ ProN W3", "Hiragino Kaku Gothic ProN", メイリオ, Meiryo, sans-serif;
font-feature-settings: "lnum", "palt";
/* 本文・日付・記事ラベル(Tazugane なし) */
font-family: "Graphik Web", Univers, "Helvetica Neue", Helvetica, Roboto,
"Noto Sans", "Segoe UI", "Droid Sans", Verdana,
YakuHanJPs,
my-yu-gothic, YuGothic, "Noto Sans JP", "Hiragino Sans",
"ヒラギノ角ゴ ProN W3", "Hiragino Kaku Gothic ProN", メイリオ, Meiryo, sans-serif;
font-feature-settings: normal;
/* グローバル */
line-height: 1.15;
letter-spacing: normal;
フォールバックの考え方:
- 欧文(Graphik)が先頭。和文グリフを持たないため、日本語は自動的に後続の和文フォントへ落ちる(和欧の役割分担を font-family の順序だけで実現する古典的な手法)
YakuHanJP/YakuHanJPsは和文フォントの直前に置く。約物だけを先取りして半角化するための位置- 見出しは Tazugane、本文は OS フォントという二層構成。Web フォントの読み込み量を見出しに集中させ、本文はシステムフォントで即時表示する設計
3.4 文字サイズ・ウェイト階層
| Role | Font | Size | Weight | Line Height | Letter Spacing | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Section Display | Tazugane Bold | 48px | 600 | 1.15 (55.2px) | normal | 「イベント」等のセクション見出し |
| Page Title | Tazugane Bold | 44px | 600 | 1.15 (50.6px) | normal | h1「開催中・これからの展覧会」 |
| Heading 2 | Tazugane Bold | 32px | 600 | 1.15 (36.8px) | normal | h3「施設案内」 |
| Exhibition Title | Tazugane Bold | 28px | 600 | 1.15 (32.2px) | normal | 展覧会タイトル |
| Section Sub | OS ゴシック | 25.6px | 600 | 1.15 (29.44px) | normal | 「開催中の展覧会」(Tazugane なし) |
| Modal Title | Tazugane Bold | 24px | 600 | 1.15 (27.6px) | normal | ナビモーダルの大項目 |
| Sub Heading | Tazugane Bold | 20px | 600 | 1.15 (23px) | normal | h2 サブ見出し #356eb0 |
| Nav Item | Tazugane Bold | 18px | 600 | 1.15 (20.7px) | normal | ナビの中項目 |
| Body / Nav | Graphik + OS | 16px | 400 | 1.15 (18.4px) | normal | body 既定。ナビは 600 |
| Label / Date | OS ゴシック | 14px | 600 | 1.15 (16.1px) | normal | 展覧会ラベル・会期表記 |
| Menu Caption | Tazugane Bold | 12px | 700 | 1.15 (13.8px) | normal | ハンバーガー下の「メニュー」 |
- ウェイトは 400 と 600 の 2 段が基本(12px のメニューキャプションのみ 700)。Tazugane Bold を 600 で当てているため、実際の描画はかなり太い
- サイズだけで階層を作る。字間も行間も動かさないので、48 / 32 / 20 / 16 / 14 のサイズ差が唯一の手がかりになる
3.5 行間・字間
- 行間 (line-height): サイト全体で 1.15。実測値がすべて基準サイズ ×1.15 で揃う(16→18.4 / 48→55.2 / 14→16.1 / 44→50.6)
- 字間 (letter-spacing): 全域
normal。詰めも開きも一切行わない - 詰めは
paltとYakuHanJPが担当。letter-spacingを動かす代わりに、約物半角化とプロポーショナル詰めで和文の空きを処理する
ガイドライン:
- 1.15 が成立するのは、MOT のテキストが「短いラベル・1〜2 行の見出し・会期表記」に最適化されているから。展覧会名や施設名は長くても 2 行で収まる
- 展覧会解説など 3 行以上続く文章を組む場合は 1.15 を使わない。1.7〜1.9 に開くこと(後述の Don't 参照)
- 数字を含む見出し・日付には必ず
"lnum"を効かせる。「2026年5月16日(土)」のような和欧混植で数字の高さが揃う
3.6 禁則処理・改行ルール
cssoverflow-wrap: break-word;
line-break: strict;
word-break: normal;
禁則対象:
-
行頭禁止:
)」』】〕〉》、。,.・:;?! -
行末禁止:
(「『【〔〈《 -
展覧会名・作家名は改行位置が意味を壊しやすい。
<wbr>や<br>で意図的に改行位置を指定するのが望ましい
3.7 OpenType 機能
css/* 見出し・ナビ・ラベル */
font-feature-settings: "lnum", "palt";
/* 本文・日付・記事 */
font-feature-settings: normal;
palt(プロポーショナル字詰め)は見出し・ナビ限定。大きな文字ほど和文の字間の空きが目立つため、見出しにだけ掛けるlnum(ライニング数字)が MOT の隠れた要点。Graphik の既定はオールドスタイル数字寄りの設計になりうるため、lnumで高さの揃った数字に固定する。会期・開館時間・年号を扱う美術館サイトでは効果が大きい- 本文は
normal。長めの日本語テキストにpaltを掛けると読みづらくなるため、意図的に外している
3.8 縦書き
- 該当なし。UI・展覧会情報とも横組み
- 展覧会キービジュアル内の縦組み(例:「MOT コレクション」の縦書きタイトル)は画像として扱う。CSS の
writing-modeは使っていない
4. Component Stylings
Buttons
Primary(黒ソリッド・角丸 5px)
- Background:
#000000 - Text:
#ffffff - Padding:
8px(矢印付きは5px 30px 5px 10px) - Border Radius:
5px - Font: Tazugane Bold / 16px(小サイズは 14px)/ weight 600
- 例: 「MOT について詳しくみる」「お知らせ一覧をみる」
Text Link(ブルー・下線なし)
- Background:
transparent - Text:
#356eb0 - Padding:
14px 40px - Border Radius:
0px - Font: 16px / weight 600
- 例: 「開館時間・休館日/観覧料」「フロアマップ」「収蔵作品検索」
- MOT の一覧リンクはボタン化せず、ブルーの文字リンクを行として並べる
Labels / Chips
Status Chip(黒ベタ・角丸 0)
- Background:
#000000 - Text:
#ffffff - Padding:
8px 20px(ギャラリー上部の大サイズは20px 83px) - Border Radius:
0px - Font: 14〜20px / weight 600 /
font-feature-settings: normal - 例:
開催中/開催予定/コレクション展示(現在地ナビにも同じ黒ベタを使う)
Category Chip(白地・黒アウトライン・角丸 5px)
- Background:
#ffffff - Text:
#000000 - Border:
1px solid #000000 - Padding:
4px 32px - Border Radius:
5px - Font: 14px / weight 600
- 例:
ギャラリートーク/ギャラリークルーズ
News Tag(面なし・角丸 5px)
- Background:
#ffffff - Text:
#000000 - Padding:
3px〜8px - Border Radius:
5px - Font: 14px / weight 600
- 例:
お知らせ/募集
Select(言語切替・年度絞り込み)
- Background:
transparent(ヘッダー黒帯上)または#ffffff - Text:
#ffffff(黒帯上)/#000000 - Padding:
0 40px 0 10px(右に矢印用の余白) - Border Radius:
0px - Font: 14〜16px / weight 600
Cards(展覧会・イベント)
- Background:
#ffffff、または#eeeff0/#fcf6efの面カード - Border: なし(面色と余白で分離)
- Border Radius:
0px(画像も角を落とさない) - 構成: 画像 → 黒ベタのステータスチップ → タイトル(Tazugane 28px)→ 会期(14px / 600)
- Shadow: なし
Status Bar(開館状況)
- Background:
#f1f1f1(開館日)/ 黒地#000000のパターンもある - 中身: 「本日は開館日です」(20px / 600)+「開館時間 10:00-18:00」(16px / 600)
- 公立館として最上部に常設される情報。
lnumで時刻表記の数字を揃える
5. Layout Principles
Spacing Scale
| Token | Value |
|---|---|
| XS | 4px |
| S | 8px |
| M | 16px |
| L | 24px |
| XL | 40px |
| XXL | 64px |
- 実測のパディングは
8px/10px/20px/23px/24px/26px/32px/40pxに集中する
Container
- Max Width: 1440px 相当の全幅(展覧会ギャラリーはビューポート全幅にブリード)
- コンテンツセクションは概ね 1200px 前後に収める
- Padding (horizontal): 20〜40px
Grid
- Columns: 展覧会サムネイルは 4 カラム、イベント・お知らせは 1 カラムのリスト
- Gutter: 24px
- トップは「全幅の展覧会ギャラリー」→「コンテナ内の情報リスト」の 2 層構造。ギャラリーは横スクロールのスライダー(Swiper)
6. Depth & Elevation
実測ではほぼ全要素が box-shadow: none。MOT は影を使わず、面色の切り替えだけで階層を作る。
| Level | Shadow | 用途 |
|---|---|---|
| 0 | none | 既定。ほぼすべての要素 |
| 1 | none(面色差で表現) | カード・チップ。#ffffff × #eeeff0 × #f9ede0 の面の差で分離 |
| 2 | 0 1px 0 0 rgba(0,0,0,0.1) | 固定ヘッダーの下辺(必要な場合のみ) |
| 3 | rgba(0,0,0,0.75) の全画面オーバーレイ | ナビゲーションモーダル。影ではなく暗幕で階層を作る |
- 奥行きは「白 → 薄グレー
#f1f1f1→ グレー#dddddd→ 黒#000000」の 4 段の面で表現する - モーダルだけは例外的に強い(黒 75%)。中間的な半透明は使わない
7. Do's and Don'ts
Do(推奨)
- 和文見出しは Tazugane Gothic StdN Bold、欧文は Graphik。font-family は欧文を先頭に置く
- 見出し・ナビには
YakuHanJP+font-feature-settings: "lnum","palt"、本文にはYakuHanJPs+normalと、領域で組版設定を切り替える - 会期・開館時間・年号など数字を含むテキストには必ず
lnumを効かせる letter-spacingはnormalのままにする。詰めはpaltと約物半角化に任せる- ステータスラベルは黒ベタ・角丸 0、イベント種別は白地+黒 1px アウトライン・角丸 5px と、形で意味を分ける
- 有彩色はリンクブルー
#356eb0に限定し、色は展覧会のキービジュアルに預ける - 面の段差は
#ffffff/#f1f1f1/#eeeff0/#ddddddの 4 段で作る。暖色面は#f9ede0/#fcf6efのみ - 開館状況(開館日/休館日・開館時間)はページ最上部に常設する
Don't(禁止)
line-height: 1.15を長文に使わない。MOT でこれが成立するのは短いラベルと 1〜2 行の見出しが中心だから。展覧会解説・コラムなど 3 行以上続く日本語本文には 1.7〜1.9 を使うこと- 本文に
paltを掛けない(MOT 自身も本文はnormal)。長文の和文にプロポーショナル詰めを掛けると読みづらくなる - 角丸を大きくしない。チップとボタンは 0px か 5px の 2 択、カードと画像は 0px
- 影を落とさない。階層は面色で作る
- リンクブルー
#356eb0以外の有彩色を UI に足さない(Swiper 既定の#007affを流用しない) - ステータス表現を色だけに頼らない。必ず「開催中」「開催予定」の文言を伴わせる(アクセシビリティ配慮を公表している館であるため)
letter-spacingを独自に足さない。全域normalが MOT の字面の前提
8. Responsive Behavior
Breakpoints
| Name | Width | 説明 |
|---|---|---|
| Mobile | ≤ 767px | 1 カラム。ナビは全画面モーダル(黒 75% オーバーレイ) |
| Tablet | 768–1024px | 2 カラム。展覧会サムネイルは 2 列 |
| Desktop | > 1024px | 4 カラムの展覧会ギャラリー+全幅スライダー |
タッチターゲット
- 最小サイズ: 44px × 44px(WCAG基準)
- ブルーの文字リンク(
14px 40pxパディング)はこのために縦横の余白を大きく取っている
フォントサイズの調整
- 本文 16px は据え置き。ラベル 14px も維持する
- Page Title 44px → モバイルでは 26〜30px、Section Display 48px → 28〜32px 程度に縮小
- モバイルでは行間を 1.15 から 1.4 前後まで開くことを推奨(画面幅が狭く見出しの折り返しが増えるため)
9. Agent Prompt Guide
クイックリファレンス
Background: #ffffff
Text: #000000 (純黒)
Link / Sub: #356eb0 (MOT Blue。唯一の恒常的な有彩色)
Cream: #f9ede0 (お知らせ帯) / #fcf6ef(過去展覧会)
Gray: #f1f1f1 / #eeeff0 / #dddddd / #cccccc
Overlay: rgba(0,0,0,0.75) (ナビモーダル)
JP Font (見出し): YakuHanJP, TazuganeGothicStdN-Bold, YuGothic, "Noto Sans JP", sans-serif
JP Font (本文): YakuHanJPs, YuGothic, "Noto Sans JP", "Hiragino Sans", sans-serif
Latin Font: "Graphik Web", Univers, "Helvetica Neue", Helvetica, sans-serif(和文より先頭)
Body Size: 16px / weight 400
Weight: 400(本文) / 600(見出し・ナビ・ラベル) / 700(12px キャプションのみ)
Line Height: 1.15(グローバル。長文は 1.7〜1.9 に開くこと)
Letter Spacing: normal(全域)
Feature: 見出し "lnum","palt" / 本文 normal
Radius: 0px(ステータスチップ・カード・画像) / 5px(ボタン・カテゴリチップ)
Shadow: none
プロンプト例
東京都現代美術館(MOT)のデザインシステムに従って、展覧会一覧ページを作成してください。
- 欧文は Graphik(無ければ Helvetica Neue / sans-serif)を font-family の先頭に置く
- 和文の見出し・ナビは YakuHanJP + TazuganeGothicStdN-Bold、
本文は YakuHanJPs + 游ゴシック / Noto Sans JP に落とす
- 見出し・ナビには font-feature-settings: "lnum","palt"、本文には normal を指定する
- letter-spacing は全域 normal。line-height はラベル・見出しに 1.15、
展覧会解説など 3 行以上の本文には 1.8 を使う
- 地は白 #ffffff、文字は純黒 #000000、リンクとサブ見出しは #356eb0
- ページ見出し帯は #dddddd、お知らせ帯はクリーム #f9ede0
- ステータスラベル(開催中 / 開催予定)は黒ベタ #000000・白文字・角丸 0px・padding 8px 20px
- イベント種別ラベル(ギャラリートーク等)は白地+1px solid #000000・角丸 5px・padding 4px 32px
- 主要 CTA は黒ソリッド・白文字・角丸 5px、一覧リンクは #356eb0 の文字リンクを行で並べる
- 影は使わない。階層は #ffffff / #f1f1f1 / #eeeff0 / #dddddd の面色差で作る
- ページ最上部に「本日は開館日です/開館時間 10:00-18:00」の開館ステータス帯を常設する
- 会期表記(2026年5月16日(土)〜8月16日(日))は lnum を効かせて数字の高さを揃えるUse it with your agent
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